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スタッフコラム

中庭で実現する理想の住まい!建ぺい率を理解して広々空間を手に入れよう

開放的な空間とプライベートな時間、その両方を叶えるのが中庭のある家です。
実現のためには建ぺい率の理解が欠かせません。
建ぺい率を正しく理解することで、中庭の広さを最大限に活かし、理想の住まいを実現できるでしょう。
今回は、中庭のある家のメリット・デメリット、そして建ぺい率との関係について解説します。
中庭づくりを検討中の方にとって、少しでも役立つ情報になれば幸いです。

 

憧れの中庭を実現!メリット・デメリットを知って理想の住まいづくり

1:中庭のメリット

中庭は、プライバシーを確保しながら自然光や風を取り入れ、開放的な空間を作り出せる魅力的な建築要素です。
家族だけの特別な空間を創出できるだけでなく、以下のようなメリットがあります。

 

・採光と通風

中庭は、住宅の中心に光と風を届ける役割を果たします。
特に、採光が難しい北側や中心部の部屋にも自然光を取り込めるため、明るく、風通しの良い住環境を実現できます。

 

・プライバシーの確保

周囲を建物で囲まれた中庭は、外部からの視線を遮り、プライベートな空間を確保します。
カーテンを開けても周囲を気にせずくつろげるため、開放感とプライバシーの両立が可能です。

 

・防犯性の向上

外部からの浸入経路を限定できるため、防犯性を高める効果も期待できます。
窓を大きく開けても外部から見えにくいため、安心して換気できます。

 

・空間の一体感

中庭を中心とした間取りは、家族の繋がりを深める効果があります。
リビングやダイニングから中庭が見えることで、家族が自然と集まり、コミュニケーションが活発になるでしょう。

 

・庭の活用

中庭は、ガーデニングや家庭菜園、子供の遊び場など、様々な用途に活用できます。
周囲からの視線を気にせず、自由に使えるプライベートな庭は、家族の憩いの場となるでしょう。

 

2:中庭のデメリット・デメリットの解消法

中庭のある家は多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。
しかし、工夫次第でデメリットを解消することも可能です。

 

・建築コストの上昇

中庭を設置することで、壁や窓が増え、構造も複雑になるため、建築コストが上昇する傾向があります。
解消法としては、シンプルなデザインを採用したり、素材を工夫することでコストを抑えることができます。

 

・維持管理の手間

中庭は、落ち葉や虫の発生など、定期的な清掃やメンテナンスが必要です。
解消法としては、落ち葉が少ない植栽を選んだり、掃除しやすい素材を使用するなど、メンテナンスの手間を軽減する工夫が重要です。

 

・動線の複雑化

中庭を中心とした間取りは、部屋間の移動に中庭を迂回する必要があるため、動線が複雑になる場合があります。
解消法としては、生活動線を考慮した間取り設計をすることで、動線の複雑さを最小限に抑えることができます。

 

中庭と建ぺい率の関係を知ろう!広々空間を叶えるポイント

1: 建ぺい率とは?

建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことです。
建築面積には、建物の外壁、柱、壁の中心線で囲まれた部分、および屋根や庇などが含まれます。
建ぺい率は、地域によって定められており、都市計画法や建築基準法で確認できます。

 

2: 中庭は建ぺい率に含まれる?

中庭自体は建ぺい率に含まれません。
ただし、屋根や庇が中庭にかかっている場合は、その部分が建ぺい率に算入されます。
具体的には、外壁から1m以上突出している屋根や庇は、建ぺい率に算入されることになります。
中庭を設計する際は、屋根や庇の設置方法を工夫することで、建ぺい率を最大限に活用できます。

 

3: 中庭で得られる税金メリット

中庭は、固定資産税の軽減に繋がる場合があります。
固定資産税は、建物の床面積に基づいて計算されますが、屋根のない中庭は床面積に含まれません。
そのため、中庭を設置することで、床面積が小さくなり、固定資産税の軽減につながる可能性があります。

 

4: 中庭の広さ・間取りはどう決める?

中庭の広さや間取りは、ライフスタイルや敷地の形状、建ぺい率などを考慮して決定します。
例えば、プライバシーを重視する場合は、ロの字型やコの字型の間取りで中庭を囲むように設計すると良いでしょう。
また、採光や通風を重視する場合は、南側に中庭を配置し、大きな窓を設置することで、明るく風通しの良い空間を実現できます。
中庭の広さは、家族構成や用途に合わせて、適切なサイズを選びましょう。

 

 

まとめ

中庭のある家は、プライバシーを確保しながら、光と風を存分に取り込める理想的な住まいです。
建ぺい率を理解し、メリット・デメリットを踏まえることで、中庭の広さを最大限に活かした、快適な住まいを実現できるでしょう。
中庭づくりを検討する際は、建築家やハウスメーカーに相談し、最適なプランを検討することをおすすめします。
この記事が、皆様の中庭づくりに役立つことを願っています。

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