設置したあとの点検と管理
看板は設置して終わりではありません。許可には期限があり、更新のときには点検の結果を出すよう求められます。
更新のときに点検結果の報告が要る
福岡県の様式一覧には「屋外広告物自主点検結果報告書」があり、更新の許可申請を受けようとするときに、屋外広告物管理者である1級・2級建築士または屋外広告士が点検した結果を報告する、と示されています。つまり、誰が見てもいいわけではなく、資格を持つ人の点検が前提になっています。市によって様式と運用は異なるので、福岡市内なら市の手びきを確認してください。
何が起きると誰の責任になるのか
強風や経年劣化で看板が落ちれば、下にいた人や車に被害が出ます。責任を負うのは、原則として広告物を表示した人や掲出物件を設置した人です。「業者に任せていた」は理由になりません。管理者を届け出る仕組みがあるのは、その責任の所在をはっきりさせるためです。
見ておくところ
- 取付金具のゆるみ、ボルトのさび、溶接部の割れ
- 自立看板の基礎まわり。地面のひび、支柱の傾き、根元のさび
- 面材の浮きや反り。強風で一気に外れるのはここから
- 照明器具の固定、配線の被覆、雨水の侵入
- 台風のあと。異常がなくても一度は下から見上げる
使わなくなった看板は届出が要る
閉店や移転で看板を外したときは、除却(滅失)届を出します。出さずに放置すると、許可の記録上はまだ掲出されていることになります。前のテナントの看板がそのまま残っている物件を借りるときも、誰の名義で許可が出ているのかを先に確認しておくと、あとで手戻りになりません。
この分類の記事
- 更新のときに求められる自主点検結果報告書
屋外広告物の更新申請では点検結果の報告が求められます。誰が点検するのか。
- 台風のあと、下から見上げて確認すること
強風のあとに看板を見ておくべき箇所。落下は前触れが出ていることがあります。
- 使わなくなった看板を放置するとどうなるか
閉店や移転で看板を外したら除却届を出します。出さないまま放置したときに起きること。